A.ネットのウワサを真に受け過ぎないで!!!
確かに、Twitterなどで抗精神病薬に対する批判や意見を見かけることってありますね。
そのような投稿を見ていると「自分は毒を飲んでいるのではないか」という気持ちになりますよね。
ネットで見かける薬への批判については、間違ってないこともあるし、極端な表現であることもあります。
特に精神科の薬については、飲まない方がいい人もいるし、飲んだ方がいい人もいるので判断が難しいこともあります。例えば、薬に頼りすぎて依存傾向にある人は、看護師が見ていても「そんな風に飲まなくてもいいのに」って思う時があります。
しかし、症状が重い方など、継続的に薬を飲まないといけない人にとっては、日々飲んでいる薬への“いきすぎた批判”を鵜呑みにすることは、良い影響ではないのは明らかです。
薬への批判に関しては、精神病薬の歴史的な背景や、宗教的な思想の背景があります。それぞれの信念や価値観で語られていることなので、書くことそのものは個人の自由です。
ただ、どんな内容であれ見てる人が不快になるような内容は避けるべきなのではないかとは思います。薬が嫌いなのに、治療のために嫌々ながらも頑張って飲んでいる方が、不愉快な思いをすることもあります。
みなさんの投稿が、患者さんの拒薬に繋がるようであれば「他人の治療の邪魔をしている」可能性もあるので、もう少し配慮しても良いのではないかと思います。
まあ、僕のこの発信を見て不快になる人がいたら、ごめんなさいとしか言いようがないですが・・・
思いやりのある投稿を、僕自身も心がけていきたいと思います!
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