車椅子でもチャレンジを続けたい!~輝くナースの活動紹介~Vol.5

看護師
看護師

現場で活躍するナースの方を取り上げる本特集「輝くナースの活動紹介」。

本日は准看護師の免許を持ち、現在「Beauty Japanコンテスト」に挑戦中の、まりなさんを紹介します!

看護師になりたい!想定外を乗り越え挑戦を続ける、まりなさん

24歳で准看護師の資格を取得し、病院に勤務しながら看護師資格の取得を目指していたまりなさん。

そんなまりなさんが車椅子ユーザーになったのは、出産時のことです。

出産で難産が想定されたため、麻酔による無痛分娩を選択し、出産は成功しましたが、手術の後遺症で下半身の感覚がなくなり、車椅子ユーザーになりました。

車椅子であっても、准看護師としてできる仕事は全てこなし、周囲からもその働きぶりを認められていましたが、看護師資格の取得は簡単ではありませんでした。

2年連続で試験を受けたものの、不合格。再チャレンジのため専門学校を探すも、車椅子ユーザーであることを理由に受け入れを断られることもありました。

それでも、看護師としてより高い知識や技術で患者さんを助けたい。

車椅子でも准看護師として勤務できた自分が看護師になることで、勇気づけられる患者さんがきっといる。

そんな思いを持って、まりなさんは今日もチャレンジを続けています。

新たなチャレンジ「Beauty Japanコンテスト」

そんな中、まりなさんが今回チャレンジしているのは「Beauty Japanコンテスト」。

このコンテストは、いわゆるミスコンのような外見としての美しさを競うコンテストではなく、「想いを伝えるためのコンテスト」で、そこで自分の思いを伝えるために参加したということです。

まりなさんがこのコンテストで伝えたいことは3つ。

①「 車いすの准看護師から看護師になる」

小さい頃からの憧れだった看護師になりたい。その思いは、予想外のことが身に起きても変わりません。

日本に前例のない道を切り開きたいという思いを、このコンテストで体現したいということです。

②「誰でも、いつでも何度でも挑戦できる。挑戦していいと証明する」

今はコンテストにエントリーするほどチャレンジ精神に溢れているまりなさん。

しかし、今までの人生には挫折がたくさんありました。

小学校のときにはいじめを受け、中学校でも馴染めず人間関係に苦労したそうです。

看護師になりたいと思っても、勉強も苦手で受験に苦労し、出産してからは車いすユーザーになりました。

そんなまりなさんが挑戦する姿だからこそ、勇気づけられる人がいる。その思いも、コンテストにエントリーする後押しになりました。

③「もっと自分らしく生きていい、と伝えたい」

自身のチャレンジを積極的に発信しているまりなさん。その心にあるのは、「誰かの心にも光を灯したい」という強い思いです。

みんなの好きなこと、命を使ってでも本当にやりたいこと。

そんな心の声を聞いて、みんなが自分らしいチャレンジをしてもいい!

まりなさんの熱意が、活動からは伝わってきます。

コンテスト予選の結果は?

現在は地方予選で、まりなさんは関東地方のファイナリストとして、6月5日〜11日の選考に参加しました。

この選考を1位で通過すれば、8月末に行われる本選に出場することができます。
果たしてその結果は…

見事1位通過!まりなさんのひたむきな思いが実りました!

この記事を通じて、まりなさんの正直な思いが、このコンテストの活動から伝わればと思います。

これからもNur-switchでは、輝くナースの活動を応援していきます!

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