精神科ナースが『ぴんとこなーす』読んでみた

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こんにちは、精神科ナースのS田です。

今回も人気企画となってきたS田の書籍レビューです。

Twitterでの投稿をもとにして出版された看護師マンガの『ぴんとこなーす』を精神科看護師のS田が読んでみたら、ぴんと来たのかどうか。

書籍の概要と感想、そしてS田がぴんときたポイントを紹介していきたいと思います。

『ぴんとこなーす』ってどんな本?

『ぴんとこなーす』は看護師の日常に潜む“あるあるネタ”を主人公のナスさんという看護師さんの日常として紹介しているマンガです。

構成として、多くは4コマ漫画の短編なのでちょっとした空き時間にもサクッと読みやすい内容になっています。通勤時間などに少しずつ読み進めるのもオススメです。

短編集がおおまかなチャプターとして6つの章に分けて集められていて、「もれる本音」という章では看護師が日々感じる本音を愉快に書いています。

看護師同士のやり取りの中での小話や、患者さんのあるある、医師との関係の1場面など、この1冊を読めば看護師の日常が垣間見えるのではないかという内容です。

S田が特にぴんときた場面

今回のレビューにあたって、一通り読んでみて特にクスッと笑ってしまって共感したのは、『ハンドクリームの行き先』というおはなしでした。

看護師をしていると、スタンダードプリコーションという名の下に何度も何度も手をごしごし洗います。そして消毒をしています。そのため看護師の多くは手の乾燥と闘っているのです。

(ちなみに余談ですが、保育士さんも子どもたち全員の手を一緒に洗うから手荒れと闘っているんだとか・・・)

そこで、ハンドクリームを常備して常に保湿を心がけていますが、保湿の直後に石鹸で手洗いすることは多々あります。

日常のなかで「あらら~~」と感じるあるあるです。

いかがでしょう、みなさんもぴんときますか??

このような小ネタがいくつも描かれているマンガなので、楽しみつつ共感して読むことが出来ると思います。

まとめ

今回は看護師の日常を愉快に描いた短編マンガ集の『ぴんとこなーす』を紹介しました。

新人看護師が読むのと就職後数年経った看護師が読むのとでは、また違った共感が生まれるのではないかと感じる素敵な作品でした。

是非みなさんもぴんときてみてください!

気になった方はこちらにリンクも置いておきます↓

また次回のすいっちおふでお会いしましょう!
それではまた!

【参考文献】

ぴんとこなーす 著:ぷろぺら

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看護師S田さん
看護師S田さん

京都大学卒業後、とある病院で看護師として勤務しながら、看護師の知識向上のため、「ナースイッチ」を創設。日々臨床と研究を両立しながら看護に向き合っています。

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