こんにちは、Nur-switch編集のvinmanです。
今回は、看護師ではない私が看護雑誌「エキスパートナース」を読んでみた感想をお話します。
看護師の方々の情報をインプットするために読んだのですが、一般社員で働く新卒や新卒と関わる先輩社員にも非常に役立つ内容だったので、ここでシェアしたいと思います!
新生活に必要な情報が満載!
今回は2023年4月号を買いました。新卒で看護師が入ってくるタイミングということもあって、新人と先輩のコミュニケーションに記事の多くが割かれていました。
特集1は「アセスメントを深める発問力」ということで、新人ナースが現場でアセスメント(患者さんに関する主観的情報・客観的情報を収集し、その時点における看護問題や必要な支援を明確化すること)を深めていくために先輩ナースがどのような質問をしたらいいかが特集されていました。
後輩の視点から先輩はどう見えているか、問答をうまく行かせるコツや、実際のやりとりの例、患者さんの仮情報を元にした練習問題など、ノウハウから実践に活かすことを考えられたコンテンツでした。
一般企業で働く私ですが、新卒社員とのコミュニケーションでどう話したらいいかわからない場面もあります。
自分の仕事でもこんなコンテンツがあったら、と思うほどわかりやすく実践しやすい内容でした!
特集2は「”新人”ナース1年目お助けガイド」と題して、1年目の1日のタイムスケジュールや、業務の際に困った時の解決策が書かれていました。
お悩みの事例は「出勤時のお悩み」や「午前/午後の業務のお悩み」、番外編で「休憩時間ってどうしていますか?」など、具体的なシチュエーション別に分かれています。
新人は仕事の内容だけでなく、職場でどう振舞ったらいいかわからないもの。この雑誌を読んでおけば、些細だけど聞きづらい悩みに対して心の準備をしておけるなと思いました。
コミュニケーションに踏み込んだ内容
私がもう一ついいなと思った点が、どの内容も、医療の対応だけでなくコミュニケーションにも考慮して書かれているという点です。
例えば今回はCOVID-19が感染症法上5類に変更されるというニュースについて解説されていました。
この変更について、仕事の手続き上必要になる内容だけでなく、「現場で作業が変わってない変だと思う人もいる」ことや、「5類に変更されることの捉え方」など、法律の変更が現場のコミュニケーションに与える影響まで記載されていました。
ルールが変更される際には業務上の変更に目が行きますが、現場で働く人の心に与える影響は見過ごされがちです。その点、エキスパートナースではルールの変更を現場で上手く回すための情報まで記載されていて、非常に参考になりました。
エビデンスに基づいた看護への入口
もちろん看護雑誌なので、医療についての専門的な情報も記載されていました。
今回は「解剖生理」「薬理」「入退院支援」などについて記載されていました。どれもイラストつきのカラフルな文面で、これから知識を広げていきたい人にとってピッタリなのだろうと思います。
今回は雑誌「エキスパートナース」について解説しました。看護師という職業は患者さんや同僚とのコミュニケーションが特に多いためコミュニケーションが特に重要なことがよくわかる内容でした。
一般企業で働いていて、コミュニケーションに悩んでいる人は、医療用書籍のコーナーで「エキスパートナース」などの雑誌を見てみるのもいいかもしれません。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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