防災って
- 「何かしないといけないのはわかっている」
- 「何から手をつけていいのかわからない」
- 「面倒で、なかなか手をつけられない」
そんなイメージがありますよね。
今まで出てた本は、「防災のためにこうしよう」とか「災害時ってこんなにやばいんだよ!こうしよう!」なんて内容が多かったですが、自分が助かるためではなく、大切な誰かを守るための防災って、意識したことがありますか?
もしもの時、誰かを守るためには

防災って聞くと、身内が被災したことのない方にとってはなかなか想像の出来ないことで、何をどう対策していいのかわからないことも多いですよね。
「自分ならなんとかなる」と思っている方。
いざとなった時に、大切な誰かを守れますか?
自分一人ならどうにかなるって思う人も居るかもしれません。しかし、大切な子どもやおじいちゃんおばあちゃんのことも考えると、どのように準備していいか、わからないですよね。
小学校の避難訓練で教えられてきた「お・か・し」は実際の現場では全く通用しないそうです。
「おさない、かけない、しゃべらない」は、誘導する誰かについていく時の対応方法で、学校で被災した時にグラウンドに集まるためにしか使えません。
つまりキツい言い方をすると、小学校で教わったのは、学校でしか使えない避難訓練の標語だったのです。
今回は、僕の防災意識に大きく影響を与えた書籍を紹介していきます。


災害が起きた時に家族を守るための本、自分のためじゃなくて人のための防災の本です。
簡単に出来る最強ワザ1選

もし、住んでいる地域で大地震が起きたら、おそらくみなさんの家の中はぐちゃぐちゃになるでしょう。
十分な対策をしない限りは。
ということで、簡単にできる防災を1つ紹介していきます。
僕がさっそく実践したいなって思ったのが、すべり止めマットを本棚の本の下に敷くことです。
そうすれば地震が起きた時にも、本や漫画、CDが滑り落ちて散乱することを防げるので、大切なコレクション達を守れます。
推しのグッズをたくさん家に集めてオタ活をしている方々は、耐震用の粘着テープや、ダイソーに売っているヤモリテープをフィギュアなどの裏に留めておくことで倒れるのを防ぐことが出来ます。
ちなみに僕は、ポケモンカードのPSA鑑定品などのコレクションは耐震のテープで固定して飾るようにしています。価値の高いものほど、丁寧に飾りたいですからね。
ちなみに、滑り止めマットはキッチンの食器棚の中にも敷いて置くことで、床に食器が散乱することを防ぐことが出来ます。
ガラスが散乱した家の中を裸足であるくなんて、想像しただけでも怖いですよね。
それに復興の際にも、ガラス掃除に追われるリスクも減らせます!
看護師、消防士、自衛隊員が必ず読むべき理由

さて、ここまでこの本の内容について紹介してきましたが、あまり実感が持てない人も中にはいるのではないでしょうか。
しかし、看護師、消防士、自衛隊員等の方々は、この本を読むべき理由があります。
その3つの職業に共通した特徴とはなんでしょう??
その答えは・・・
有事の際に人のために出動することです。
自分の家がぐちゃぐちゃになっていたとしても、目の前に困った人がいたら助ける。
それが大きな共通点です。
そんな時、自宅が心配で仕事が手につかなかったらどうでしょう。
出動要請が出ていても、自分のことで精一杯になってしまったらどうしましょう。
そのような事態にならないように、あらかじめ準備をしておくことが必要なのです。
有事の時に仕事を抱える方は、“自分の家を信じられる”環境作りこそ、本当に必要なのだと考えさせられます。
まとめ
今回は、防災というテーマで、看護師が有事に備えて自宅を整える必要性について紹介してみました。
今まで他人だった僕も、自分の手を動かしてみようと考えるきっかけになった本に出会ったからです。
それが『地震・台風時に動けるガイド』という本です。
今回この記事を読んで少しでも気になった方は、こちらの書籍たちを見てみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまた!
【参考文献】
『地震・台風時に動けるガイド』 著:辻直美
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