前回の合格体験記の続きです。
今回は具体的な英語の勉強内容についてお話しようと思います。
英語の勉強
コロナの感染が拡大する以前、東大院試の英語は筆記試験でした。
しかし2021年度入試以降、対面試験を避けるため1次試験は書類審査に形式が変わっており、英語はTOEFLのスコア提出となりました。
2023年度入試の内容がどうなるかわかりませんでしたが、早めに英語の勉強を始めるに越したことはありません。感染状況を考慮し2023年度入試の英語もおそらくTOEFLのスコア提出だろうと予測し、まずはTOEFLの勉強を始めました。
目標TOEFLスコア
残念ながら足切りスコアは公表されていません。
ただ、まずは80~90点目指して勉強すると良いと思います。
(すでにそれ以上のスコアを取得している方は参考にしないで下さい笑)
単語集
TOEFL3800を使用しました。まずはレベル3までを完璧にすることを目標にすると良いと思います。それだけでもReadingのスコアがグッと上がります。
・Reading対策
公式問題集がおすすめです。私はETS公認ガイドを使用しました。
演習問題1セット+実践模試3セットが収録されており、これを2周しました。
公式問題集を解いた後は、中国のTPOというサイトを活用しました。
TPOは公式模擬試験を無料で公開してくれているサイトです。サイト内は全て中国語で利用登録がやや難しいですが、登録さえ出来ればあとは問題解き放題なので最高です!
・Speaking対策
DMM英会話を利用しました。1日30分コースを契約し、出来る限り毎日英語を話す時間を設けていました。DMM英会話には様々なコースがあり、TOEFL対策コースだけでなく日常会話や文法、テーマに沿った会話を学ぶコースがあるため、飽きずに続けることが出来ました。
また、話すことの出来るネタをいくつか準備しておくと良いと思います。
タスク毎のテンプレがあるので、最初はそれを活用し練習すると回答の論点がズレにくくなりおススメです。
・Listening対策
毎日英語を聞くことを意識し耳を慣らすことが重要です。
聞こえた内容を書き出した後答え合わせをするディクテーションも行いました。ただ時間がかかるので、その方法に固執するのは良くないかもしれません。
学習に費やせる時間に応じてシャドーイングと学習方法を切り替えるのがいいと思います。
・Writing対策
Writingにもテンプレがあるので、最初は活用し練習するといいと思います。
パソコンで英語を入力し慣れてないと時間ロスになるので、タイピングの練習は必ずしてください。書いた英文は誰かに添削してもらえるのが一番ですが、中々いないと思います。「Grammarly」というサイトは無料でスペルや文法のエラーを発見してくれるので、ぜひ活用されるといいと思います。
受験時期の決め方
TOEFLのスコア提出に必要な書類としては、
- Test Taker Score Reportのコピー
- Institutional Score Reportの発行依頼したWEB画面印刷
- Institutional Score Reportの発行依頼
でした。
Institutional Score Reportが大学に到着するまで、最長6週間を要します。
出願期間までには到着している必要があるので、逆算して4月末がTOEFL受けれる最終と考えました。そのため3月・4月と2回受験し、良かった方のスコアを提出しました。
一回受験料もUS$245と高いので、計画的に勉強し受験回数は最小限としました。
いかがでしょうか?
私はTOEFL受験経験がない、かつ英語力が落ちた状態でのスタートだったので非常に苦労しました。英語は一朝一夕で出来るようになるものではないので早めに対策を始め継続する必要があります。ぜひこの勉強内容、対策法を参考にしていただければと思います。
Nur-switchでは他にも役立つ資格や知識について紹介しています。
是非ご覧ください!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまた!
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