日本救急看護学会に参加してきました!

ICU

こんにちは、Namiです。

今回は日本救急学会に参加してきたので、その様子を報告します!

日本救急看護学会学術集会

今年度は24回目の開催です。

第22回、第23回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンライン開催でしたが、今年は対面開催でした。

テーマは「救急看護における成果の探求」

救急医療という高度医療の最先端、最前線にいながら地域に最も近い存在である救急看護こそが、総合看護の原点であるのでは?という思いから、会長である剣持先生はこのテーマを決めたそうです。

1日目スケジュール

  • 10:30~ 一般演題「救急での見取りや家族看護」
  • 11:50~ ランチョンセミナー「ERオペレーションの効率化」
  • 13:00~ 発表打合せ
  • 14:05~ シンポジウム「救急に携わる看護師の育成」
  • 14:45~ 一般演題「看護記録(ICUダイアリー、抑制カンファレンスなど)」
  • 16:10~ 研究発表
  • 16:15~ 一般演題「在宅と救急の連携」

実は今回学会に参加した1番の目的は研究発表でした。

共同研究者として参加させて頂いた院内研究を発表する機会を頂いたのです!

どんな研究をしたのかは内緒にさせてください…

2日目スケジュール

  • 10:00~ 一般演題「意思決定支援」
  • 11:10~ 教育講演「救急看護しての家族支援」
  • 12:15~ ランチョンセミナー「看護師の未来とキャリアデザイン」
  • 13:25~ 教育講演「敗血症性ショックによる生体反応のメカニズム」
  • 14:35~ 教育講演「人工呼吸器からの離脱を理解する」

2日間を通して

ご覧の通り学会期間は非常に多忙です。

予めタイムテーブルや抄録集に目を通し、効率的に回れるようタイムスケジュールを組んでおく必要があります。途中で抜けて会場を抜けたりする必要もあるので、席の位置にも気を使いますよね。

それにしてもスケジュールを公開すると、自分の関心領域が丸わかりですね…お恥ずかしい。

研究発表だけでなく教育講演も多数あるので非常に勉強になります。

クリティカルケア領域では有名な道又先生や卯野木先生のご講演を聞いてきましたが、エビデンスベースで話されていて、尚且つジョークを交えながら飽きない講演で流石のものでした。

また、家族看護の教育講演も非常に興味深い内容でした。

救急領域では患者は危機的状況にあり、患者へのケアが中心となる傾向にあります。実際、私自身、患者ケアに集中してしまい家族ケアが十分に出来ずどうしたらいいのか悩んだ経験があります。

しかし、具体的に家族に介入することが家族看護なのではなく、家族にとって大切な患者のケアをすることも家族看護の一部なのだ、という言葉を聞いてなんだか自分の中で腑に落ちました。

自分の行ってきた看護は間違ってなかったのかなと思える、そんな講演で思わず涙してしまいました…。泣いていたのは私だけではないですよね…?笑。会場内が温かい雰囲気に包まれていて、やっぱり看護っていいなと思えた瞬間でした。

以上、救急看護学会参加レポでした!

いかがでしたか?久しぶりに学会に参加したのですが、沢山インプット出来たので、今度は現場でアウトプット出来るよう取り組んでいきたいと思います。

Nur-switchでは他にも役立つ資格や知識について紹介しています。

是非ご覧ください!

最後まで読んでくださってありがとうございます!

それではまた!

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namiさん
namiさん

京都大学卒業後、とある大学病院のICUでコロナに追われて奮闘中。
臨床と研究をつなぐ人材を目指して、エビデンスに基づいた情報提供を心掛け、今後は大学院進学を視野に入れて日々学習しています。
元同級生のS田に声をかけられ、一緒にNurswitchに記事を投稿することに。
(S田によると、才色兼備の素敵な同期とのこと)

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