精神科看護師になって、どんなテキストで勉強していいかわからない。
という方に、今回は「新たに精神科デビューする方がどんなテキストを使えばいいか」というテーマで基本的な知識を学ぶことが出来るテキストを紹介していきたいと思います。
※この記事はあくまでも精神科看護師として多くの参考書を読み込んでいる僕の個人的なオススメ記事になります。
みなさんのお気に入りがあれば是非コメントにお願いします!
基本的な知識テキスト
多くの看護学生が持っているテッパンの教科書といえばコチラ↓
「系統看護学講座 精神科1.2」
これはとても基本的な内容を学生にもわかりやすいように説明してあります。
「教科書なんて紹介されなくても持ってるよ!」
という方
中身をちゃんと理解出来ていますか?
本を持っているだけで、知識は持っていない人がかなり多いです。
特に②の発展的な内容については、臨床経験をしばらく積んでからようやく頭を抱えるような内容についても記載されているので、本当に理解出来るようになるのは学生を終えて臨床現場に出てからというものも多いです。
みなさんもお持ちでしたら、騙されたと思って少し開いてみてください!
かなり参考になることが多いです。
また、こちらのテキストをお持ちでない方は是非手に入れて読んでみることをオススメします。
そして、そんな教科書よりもさらに一歩踏み込んだ詳しい知識について学習したいという方には、こちらのテキストがオススメです↓
「精神疾患ビジュアルブック」
僕がこのテキストを初めて読んだ時の感想は「とても整っていて美しい」でした。
知識について順序立てて整理されているので、ここに書かれている順序で整理して頭に入れていくと知識がとても使いやすく記憶にしまわれていく感覚があります。
このテキストを読み込んで頭に入れられたら、知識に関してはかなり自信をもって良いと思います。
それほど網羅的に細かくカバーしている内容になっています。
精神病薬のテキスト
精神病薬のテキストについては、その時の状況によって求める情報が異なるので、学習の教材が変わると思います。
ちなみに僕は基本的には添付文書を参照していますが、添付文書からは薬の実際の臨床的なイメージは読み取れません。
そんな時にたまに活用しているのがこちらのテキストです↓
「こころの治療薬ハンドブック」
このテキストには、薬の紹介の欄に他の薬との比較が
「あの薬よりも眠くなりにくくて、あの薬よりも依存性が低いです」
などのわかりやすいニュアンスで示されているので、処方の変更があった際などにはその欄を参考にしてみるといいかと思います!
また、「その薬剤を使用した症例」も紹介されているので、実際にどのような患者さんに使用して、どんな予後になるのかというイメージも持てるような内容になっています。
まとめ
この記事では基本的なテキストを紹介してきました。
「教科書よりステップアップするには」というさらにマニアックな書籍については追って記事にしていければと思います。
また、スイッチオフでは、闘病記などの“THE 勉強”から少し離れているけれど看護師として視野が広がるような書籍や漫画をレビューしているので、もしよければそちらもご覧ください!
今後も引き続き更新していくので、よろしくお願いいたします!
それではまた。
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