こんにちは、ナースイッチのS田です。
11月14日は世界糖尿病デーということで、せっかくなのでいくつか考え事をしてみたいと思います。
ゆる~っとブログにしていきますので、気軽にご覧ください。
それではいきましょう!
糖尿病の名称変更について
日本糖尿病協会は、「糖尿病」という名前について印象が良くないために名称を変更することを検討していると発表したそうです。
日本糖尿病協会は、糖尿病を正しく理解していただき、偏見が生まれる環境を変える様々なアドボカシー活動を展開しています。そして、この活動に賛同してくださる方のお力をお借りしながら、「糖尿病」の名称変更の議論につなげたいと考えています。
(日本糖尿病協会HP 糖尿病について、ご一緒に考えてみませんか?)
たしかに「糖」+「尿」+「病」という名称はかなりインパクトがありますよね。
ちなみに、病気による社会からの偏見や烙印を「スティグマ」といったりしますが、本来の意図を超えてネガティブなイメージを生んでしまう場合に関しては見直していくことが重要とされています。
ちなみに他にもいくつかの疾患において名称変更が行われてきました。
「痴呆(症)」が認知症となり、
「精神分裂病」が統合失調症となるなど
やはり字面と響きに問題があるものを再考されてきた経緯があります。
これからどのような名称に切り替えるのかはわかりませんが、Ⅰ型・Ⅱ型という表現はこれまで普及してきているので継続が良いのではないかなぁとなんとなく思ったりします。
S田と糖尿病
僕は、じきに糖尿病になると思います。
これは割と本当に思っています。
というのも、人間というのは一生に生成されるインスリンの量はだいたい決まっているそうです。
つまり、大げさに言うと「一生に摂取できる糖分は決まっている」とも考えられます。
(他にも様々な因子が絡んでいて、直線的に言い切れるものではありませんが、イメージです。)
僕はお酒も飲むし、エナジードリンクのモンスターをたくさん飲んで身体にムチを打って働くこともあります。
先月のおばあちゃんの葬式以降、休みを取っていない僕は今日で絶賛24連勤中で、この記事を書いた後には精神科病院での夜勤が待っています。さすがにモンスターに頼らせてください(笑)
つまり完全に「元気の前借り」どころか「糖質消費の前借り」もしてしまっているのです。
それでも今は譲れないほど仕事をしていたい。
と、リスクをふまえた上で過ごしています。
とはいえ、いずれ身体を大切にしていく時期も必要だと考えつつ、日々後回しにしてしまっています・・・
30年後くらいに、何らかの技術革新で糖尿病に困らない世界が出来ていることを切に願っています。
一型糖尿病のラッパー“T-STONE”さん
以前Tik Tokでとあるラッパーさんがインタビューを受けている動画を目にしたことがあります。
それがT-STONEさんです。
「一型糖尿病で、傷が治りにくいからタトゥーは入れてはいけない。ただ、血糖コントロールが出来るのなら入れても良い。」と言ったドクターに出会ってから、一生懸命頑張ってコントロールをして「一型糖尿病」という意味の“Type 1 Diabetes”というタトゥーをお腹に入れたそうです。
その話を聞いて、かなり考えることが多かったです。
自己免疫性の疾患であるため治療は困難で、一生付き合っていくものを背負うことになった人が、自己表現としてタトゥーに刻む想いを見て心を揺さぶられるものがあります。
また、あえてお腹に入れたのは、インスリン注射を毎日打っている場所だからという意味もあるのではないかと考えてしまいます。
ちなみにインタビューの元の動画はこちらです。
そんなT-STONEさんは食に関する楽曲も出していて、“Let’s Get Eat”では「Japaneseだろ米をかきこめ」や「米一粒 一粒噛み締め」というフレーズにかなり重みを感じます。
サビ部分は音源としてバズったため多くのティックトッカーが振付をして動画を上げていました。
糖尿病を引きずり回して最前線で活躍するアーティストさんなので、気になる方は是非聞いてみてください。
まとめ
今回は、ゆるっと糖尿病に関する情勢や私見、有名人を紹介しつつ語ってきました。
僕のようにゆる~っとでも、糖尿病について考え直してみる。それが世界糖尿病デーなのかもしれません。
糖尿病について、他人事とは考えずに、差別的には考えずに、改めて考えるきっかけになればと思います。
Nur-switchでは他にも役立つ資格や知識について紹介しています。
是非ご覧ください!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまた!
【参考文献】
日本糖尿病協会HP 糖尿病について、ご一緒に考えてみませんか?(最終閲覧22.11.14)
Tik Tok Project2_official (最終閲覧22.11.14)
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