大学院に進学したいけどお金が心配
バイト出来る余裕はあるのかな?
生活費はどこから捻出しているんだろう?
こんな風に、やっぱりお金のことって心配ですよね。
今回は大学院生活のコストを抑えるための様々な制度をご紹介していきたいと思います。
入学金・学費免除
国立大学院の学費の標準額は、国立大学と同様に入学金が約30万円、授業料が2年間で約100万円ほどです。私立大学と比較すると断然安いですよね。
ただ、退職して完全学生になることを考えると、決して安いとは思えない金額です。
(中には社会人大学院生もいらっしゃるかもしれませんが、私の通う東大健看ではフルタイム学生を推奨しているので、完全学生の立場でお話していきます。)
この学費ですが、国立大学では学費免除に申請することが出来ます。
退職してフルタイム学生になる場合、親の扶養に入るか、独立生計扱いを受けるかで収入額が変わりますので、詳細は要項を見ながら総収入を低くするための対策を練ると良いかと思われます。
前年度まで就業していた場合、前年度の収入額があるから通らないのではないか?という心配はありません。退職して進学した年の予定収入が審査の対象となるためです。
アルバイト予定がない場合0円、親の扶養に入っている場合仕送り〇円といった感じです。
日本学生支援機構(JASSO)
お馴染みJASSOはご存じの方も多いのではないでしょうか?
日本学生支援機構では、第1種奨学金(無利子)か第2種奨学金(有利子)に申し込むことが出来ます。どちらも貸与なので後々返還が必要です。
私は生活費の不安が大きく、余裕をもって学業に専念したかったため学部に引き続き、大学院生でも貸与を受けることにしました(借金まみれ)。
大学院生では最大88000円/月の貸与を受けることが出来ます。
そしてこれが朗報なのですが、大学院では、各大学のトップ3割の成績優秀者に選ばれると、卒業時に返還免除(全額/半額)となる制度があるのです!結構大きな額になるので、皆さんぜひこの成績優秀者を目指して学業に励むことをおススメします。
(私も頑張ります)
大学独自の奨学金
東大では大学独自の奨学金を紹介しています。対象学生が限定的なものもあれば、誰でも申し込めるものもあるので、定期的にチェックされると良いかと思います。
WINGS-GLAFS・
東大では、高い研究力と専門性をもって人類社会に貢献する博士人材を育成するため、研究科等が連携して構築した修博一貫の学位プログラムとして国際卓越大学院教育プログラム(WINGS ― World-leading Innovative Graduate Study Program)を展開しています。
WINGSにはいくつか種類があるのですが、健康科学・看護学専攻の学生が申し込めるのは、「東京大学高齢社会総合研究国際卓越大学院:WINGS-GLAFS」というプログラムのみです。GLAFSでは、自らの専門領域の研究がどのように「高齢社会問題」と接続し得るのかを理解し、自らの研究の社会対応力の強化を図ることを目的としています。
医学系研究科のみならず他の研究科の学生も参加するため、学部横断的にともに学ぶことが出来るのが魅力的です。
さらに魅力的なのが、経済的支援があり修士2年~博士3年間、18万円/月の経済的支援(給付)が出ます。もちろん審査はありますが、通ればこんなに有難い支援はありませんよね。申請時期は修士1年の夏休みなので、入学時点から検討されるとよいと思います。
※博士向けにはSPRING-GXというプログラムもあります。
まとめ
以上、大学院生のお金事情でした!いろんな制度があるので、正直なんとかなります。
アルバイトをしながら大学院生をしている友人も沢山います。
私はキャパオーバーしそうなのでアルバイトはしていませんが、貯金を削りながらなんとか生きることは出来ています。
今後大学院進学を目指す方にとって役立てばうれしいです。
Nur-switchでは他にも役立つ資格や知識について紹介しています。
是非ご覧ください!
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまた!
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