A.メモや手紙を渡してみてはいかがでしょうか。
質問者さんのように、「主治医と上手に喋れないからどうしたらいいですか?」という悩みを抱えている方は病院でも多く出会ってきました。
病棟だと、「主治医に話せなかったから看護師さん聞いてください!」って看護師に伝えてくれることもあるので、聞くことも多いです。ただ、僕がオススメする方法は、手紙にして伝えることです。手紙といっても、かしこまった形式ではなくメモやふせんなどのレベルでも大丈夫です。
わざわざ手紙に書いてもらうというのにも理由がいくつかあります。患者さんの症状や看護師の聞き間違いによっては“言った言わない”の話になってしまうことがたまに起こりますし、医師に対して伝言ゲームするのも、時間がかかるしニュアンスに違いもあります。
あとは、看護師側での情報共有がとてもスピーディーに出来るので、患者さんにとってもメリットになることがあります。
振り返って言ったらあの 丁寧に便箋に書いてあのちゃんと 封筒に入れて渡してくれる人もいるんだけど そんなにかしこまらなくてもノートとか ルーズリーフとかあの もう 付箋とかでも別にいいから本当に何かバーって書いてくれたらいいと思う
前にいた患者さんの中には、パソコンで10数枚の書類にして、思いや考えを色々作ってくれた方もいました。「伝えたいことをまとめました!!!」って渡された時には僕もびっくりしましたが、ちゃんと読みました!!
実際に質問者さんにこの悩みを回答している時には「書くことよりも渡すことの方がハードルが高いんだから、渡すかどうかはさておき一旦書いてみたら?」と伝えました。
書くことで自分自身の考えを整理出来るので、書くことそのものにも意味はあります。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
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