A.病む人もいます!!
精神科は心のプロだから病まないんじゃないか。
逆に、患者さんとの関わりで病みやすいのではないか。
なんてことを聞かれたりします。
今回の質問者様も、率直な疑問として聞いてくださいました。
精神科の看護師は、良くも悪くも、精神科に通ってる人はチラホラいると思います。
良い意味というのは、自分の精神状態や、薬のコントロールの仕方を知っているからこそ、本当に潰れてしまう前にうまく医療機関を利用できていることです。そこでお薬をもらって自分でコントロールしながら使うことで人よりも上手に自分の心を乗りこなしてる方もいます。
悪い意味というのは、皆さんの想像の通りです。
患者さんとの関わりだったりコミュニケーションがストレスになってしまうこともあります。以前記事で紹介しましたが、僕も盗撮をされたり、ストーカーのようなことをされた経験があるので、気持ちはわかります。
また、患者さんとのコミュニケーションで病む方の中にも、シンプルに感情移入をしすぎてしまう人は少なくないかと思います。
患者さんに感情移入しすぎて辛くなることを、よく”引っ張られる”とかって言ったりします。そのようなスタッフは、例えば、患者さんの状態が悪くなったらかなり凹むし、その患者さんが良くなって退院したらとても喜ぶという、自分側の感情の振り幅が大きくなることが特徴です。なのでその分疲弊しやすいのかと思います。
とはいえ精神科に限らず、看護師として働く上では心的疲労は伴うことが多いので、自分にとってベストなリフレッシュ方法を模索しつつ、このサイトで様々なコツを見て行ってください!!!
ちなみに心の乗りこなし方についてはDBTをもとにして解説しているページがあるので、そちらもご覧ください!!
コメント
s田さんこんにちは!
私の母親が精神科の看護師なんです。何が変わったかは私もよくわからないですが、やっぱり小さい時の母親とは何か違う気がします。まあ職場で多少なりとも性格って少し変わりますよね!家の次にずっといるところになりますし。
コメントありがとうございます。
確かに職場は生活の多くを占める場所なので、影響を受けてしまうのは仕方のないことかもしれません・・・
家族だからこそ気づくことも多いと思うので、不安になったらコミュニケーションをとってみてください!