Q.「休みましょう」と言われてもどうしていいかわかりません。どうしたら良いでしょう?

看護師

A.それを焦らず探していく、その過程も大切にしていきましょう!

 精神科病棟で働いていると、確かに休めていない患者さんに「休みましょう」と言って、「どうしていいのか分かんない」と返されることは現場でもかなり多いです。
 看護師がそのような声かけをする患者さんというのは、過活動であったり、自分で自分をコントロール出来ずに疲弊している患者さんです。そんな方は、“休みたいけど休めない”方もいるし、“休み方がわからない”方もいます。

 ちなみに僕自身も休めないタイプなので、休日とかはほとんどないですし、ゴロゴロして過ごすこともないです。もちろん、ゴロゴロすることが悪いわけではありません。でも、毎日動き続けても僕は苦ではありません。

 休みたくても休みたい方に「休みましょう」と言うのは、“痩せ型の体質の人に向かって太れ”って言ってるような現象に近いのかな~と思います。

 それに、「休め」って言われて横になったからといって、そんなに四六時中眠れるわけではないですからね。

 つまり「休みましょう」という言葉は、「はたから見ているとあなたは頑張り過ぎていますよ」という意味なのです。

 実際のところ、適応障害の患者さんなどの場合は、環境が原因で精神的な負担になってることが多いので、”休む・休まない”というよりは、その環境や物事から離れることそのものに意味があることもあります。

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