A.人によって合う、合わないがあることを知りましょう!
精神科の医師の選び方って悩んでる方がとても多く、実際に多くの相談が寄せられます。
やはり、医師も患者も人間なので、治療方針部分でも人としての対話の部分でも合う合わないはとても分かれます。
この人合わないなって思ったらすぐ変えてもいいと思います。特に最初のうちはただ合わないな合わないなって思い続けて3ヶ所ほどの病院を回っても、それでも手ごたえが駄目だったらどこかで折り合いを付けてそのうちの1つに行くことにしたほうがいいと思います。
3ヶ所以上の病院に行っても「全然駄目!」って思う方はそれが精神症状であるかどうかはさておき、「自分にとって都合が悪いからこの医者はよくない」って思う方もいます。
患者さんが悪いという意味ではなく、パーソナリティ障がいの症状が原因でそのような状態になることもあるので、それを治療できる環境を探すのも大切なことです。
話をしっかり聞いてくれる主治医がいいっていう方も多い反面、お話しを主体にして治療していくとなると、森田療法やDBT のように、どれも時間がかかる介入になります。
「今のこの辛さを抗不安薬などでスッとして欲しい!」とすぐに結果を求めてる人にとっては、じっくり話を進める先生とは相性良くないかもしれないですね。(治療方針でどちらが適正かなどの優劣はここではつけません。)
そして、あまり会話を広げ過ぎない医師も、患者さんから「色々聞いて掘り下げてこない人の方が安心する。」「パーソナルスペースに踏み込まれないからちょうどいい。」という理由で重宝されることもあるので、それぞれのコミュニケーションに一長一短があります。
自分が話をしたいのはどちらのタイプなのか、その病院の先生はどちらのタイプなのかを知ることで、自分に合った主治医を見つけるコツを見つけてみてください。
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