InstagramやTwitterなどのSNSを誰もが触れるこの時代では、他人と自分を比較してみたり、流行を追いかけてみたり、自分でも無意識のうちに様々なストレスに晒されていることがあるかもしれません。
この子はかわいい。流行りのブランド品が欲しい。
そんな風に人と比べて過ごす生活に疲れてきていませんか?
今回はSNSなどで他人と比較してしまう方や、他人と比較する人が身近にいて比較の対象にされている方にとってオススメのマンガ『メンタル強め美女白川さん』をレビューしていきます。
『メンタル強め美女白川さん』のなかみ
この漫画では、タイトルの通りのメンタル強めな白川さんという女性が主人公です。
その白川さんが日常の生活や過去の出来事の中で、他者からの評価や比較に対してどのような考え方をして、どのような行動をとることによって対処していくのかという内容が描かれていて、大まかなストーリーに沿った短編集になっています。
他の人にこんな風に言われたとしても自分はこうしていたい。
人に言われた言葉をどのように解釈してポジティブにとらえていこうか。
という悩みを抱いている方にとってはためになるフレーズがあるかと思います。
S田的なこの本のメインテーマ
僕がこの書籍を読んでみて感じたテーマとメッセージについて解説してみたいと思います。
この書籍で一貫して描かれているのは、
自分自身を追及する向上心
です。
自分が好きなものは好き。自分が可愛いと思うものは可愛い。
そんな風に、自分の価値観で自分の中での理想を追いかけるのが描かれています。
つまり
自分のものさしをもつ、他の人のものさしに自分が乗らない
という姿勢が大切だと思います。
そこが一番難しいところではありますが・・・
ちなみに僕自身のものさしは
- ビジネスでは頭の回転数と実力が重要。
- プライベートではもうある程度自分色が出来ているので、人にどうこう言われてもなんとも思わない。
- ブランド品を身に着けなくても白シャツとスキニーでシンプルにキメられる男でいたい。
などがあります。
この作品をきっかけにして、自分の“好み”や“理想”について整理してみると良いかもしれません。
本書に登場するコミュニケーションスキルの解説
この本で白川さんが実践しているスキルの中で、S田的に特に鮮やかだと感じたものを2つ紹介します。
※この内容は本書を読んだ方に伝わるような表現で紹介していきます※
1つ目は、エピソード21で白川さんがレイトショーを見に行って先輩と鉢合わせた場面で
「実は私、梅本さんのキャラメルポップコーン…一口もらいたかったです!」
と話した一言。
本人は何気なく発したとっさの一言かもしれませんが、打ち解けきれていない相手に対して自分の思っていることを伝える技術はアサーティブコミュニケーションとしてかなり難しい技術です。
相手を尊重しつつ、自分の意見を丁寧に伝える言葉を具体的なシチュエーションに当てはめて所々に紹介しているので、是非見つけてみてください!
2つ目は、エピソード24で白川さんが同僚に挨拶をしても険悪な雰囲気の対応をされている場面で、気遣ってくれる仲間に対して挨拶は続けると言った場面です。
ずっと関係が継続する職場や学校などでの苦手な相手とのコミュニケーションはとても負担になりますよね・・・
しかし、必要な時にはコミュニケーションをとらなければならない相手なら、挨拶だけはきちんとするという習慣はとても大切です。
是非みなさんも心がけていきましょう(笑)
まとめ
生活していて身近にある他者比較のストレスとその対処方法について、白川さんという模範解答に近い存在を主人公にして具体的なシチュエーションごとに紹介している書籍です。
白川さんの考え方や言い回しの中に「これは自分も真似してみよう!」と感じるフレーズを是非見つけてみてください!
それではまた!
【参考書籍・サイト】
獅子『メンタル強め美女白川さん』
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