こんにちは、精神科ナースのS田です。
今回はケアストレスカウンセラーという民間資格について挑戦しながらレポートしていきたいと思います。
これから挑戦しようと考えている方は是非参考にしてください!
今回のテーマは分量が多くなってしまうため、「試験準備編」「試験当日編」「テキスト解説」の3つに分けて解説していきます。
ちなみにケアストレスカウンセラーについては精神科の民間資格の記事でも紹介しました。
それではいきましょう!
まずは試験を知ろう
ケアストレスカウンセラーとは、一般財団法人職業技能振興会の主催する内閣府認可の民間資格で、試験の概要は下記のようなものです。
試験概要○受験資格:18歳以上 ○試験内容:公式テキスト内からの出題+一般常識問題 ○試験時間:60分 ○受験料:10,000円 ○合格基準:正答率70%以上 ○結果発表:試験終了と同時に確認 |
試験内容については公式テキストと一般常識という全然想像のつかない表記になっており、合格正答率も70%と一般的のように見えます。
試験範囲を把握するという意味でも、公式テキストの入手は必須でしょう。
また、受験料の10000円は「落ちてもいいから気軽に受けてみよう!」という人にとっては少し高く、受験が難しい金額設定になっています。
試験の準備に必要なもの
この試験の受験にあたって必要なものは3つです。
- 公式テキスト
- 試験の申し込み(10000円)
- やる気
1.公式テキスト
先ほど紹介したように、単に“ケアストレスカウンセラー”と言われても実際に何をどんなふうに学習すればいいかはすぐにはわかりません。
試験内容にも「公式テキストからの出題」と記載されているので、テキストの入手と学習は必須になります。
公式テキストの構成や内容については当サイトでも今後紹介していく予定です。
2.試験の申し込み(10000円)
試験の申し込みは公式サイトから、CBTの登録を行って予約をする形になります。
公式ページにあるリンクから、必要情報を入力してアカウントを作成します。
会場と受験の時間帯を選択していざ申し込みです!
受験料10000円・・・ 高い・・・
まあ、自己投資として必要な出費と割り切って踏み切りましょう。
支払いはクレジットカードでも可能なので、ネットだけで完結するのも便利です!
3.やる気
テキストを購入して、申し込みを済ませたら、あとは気合で乗り切るだけです!!
必要なのはやる気です。
「課金したからには落ちるわけにはいかない!!!」という意識で行きましょう!!
テキストに取り組み、試験を突破するまでの勢いをもって駆け抜けましょう。
そして心の準備をします(笑)
S田の実際の勉強過程
1.まずはテキストを一周読み込む!
いたってシンプルですが、テキストをぐるっと一周読みました。
試験範囲の把握のためにも、絶対に一周は読みましょう。
僕はスキマ時間での学習がメインだったので、ノートなどは取らずに学習しましたが、知識についてちゃんと復習が必要な点については付箋を貼りながら読み進めました。
テキストの文体が読み物として読めるような語り口調なので、初心者の方でも読みやすいかと思います!
また、初めて知る内容が多い方はノートにまとめながら学習するのも良いかと思います!
2.知識事項のおさらいと問題演習
きちんと整理すべき知識事項について、付箋を貼ったところを改めて見直しながら、各パートの末尾にある練習問題を解き直しします。
おそらく皆さんが混同しやすい知識事項としては
- 防衛機制
- 思考に関する症状
- 心理検査の種類
あたりかと思います!
是非きちんと整理しましょう!
僕自身はこのようにしてテキストを2周して本番に臨みました。
時間に余裕がある方や不安な方は2周読み込んで内容を理解してから問題演習をして、試験前にもう1周仕上げと確認をしてみてはいかがでしょうか!
試験準備編はここまでとなります。
次回、実際の受験については試験当日編で解説していきます!
それではまた!
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参考サイト
ケアストレスカウンセラー公式HP
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