看護師として働いていると、かなりストレスが溜まりますよね。
その原因は患者さんだけではなく、先輩ナースとの関係もあったりします。
今回はそんな方にオススメの書籍『ナースの心がラクになる!すぐやるストレス解消術』を紹介しつつ、僕の体験談やS田はこうしてストレスを乗り切っている!という小ワザも含めて解説していきます。
ではいきましょう!
看護師はそもそもメンタルをやられやすい生き物

看護師という職業は、人それぞれの“メンタルの強さ”とは関係なく、精神的に打たれやすい職業だって、みなさんはご存知でしたか?
僕はこの本を読んで初めて知りました!
この書籍は、第1章でメンタルに関する基礎知識がまとめられています。
そこで紹介されている「うつ病になりやすい性格」として下の3つがあります。
~うつ病になりやすい性格~
1.几帳面・完全主義・強い義務感・業績重視の人生観
2.他人との円満な人間関係の維持
3.非攻撃性・物静か
(引用:同書、p34)
なんと、このうちの1と2に関しては、看護師として人の命を預かる上で持っていなければならない特性なのです。
そして多くの場合3も持っているかと思います。
つまり、看護師に求められる資質を満たすなら、うつ病になりやすい性格も満たしてしまうということなのです!!!!!
「そんなの、どうすればいいの・・・」と思ってしまいますよね。
そこで、第2章でストレスによる不調の予防について、第3章で不調になってしまった場合の対応方法についてまとめられています。
すぐに実践できる小ワザがたくさん収録されていて、読んでいてかなり面白かったです。
ここからは、僕が特に面白いと感じたポイントを1つ紹介しつつ、体験談も合わせて解説していきます!
S田的に気になったポイント

この本、自分のストレス解消法が載っているだけかと思っていました。
しかし、ストレスを溜めないための予防法として、「人を動かすためのヒント」まで書かれています。
本当に驚きです!!
“攻撃は最大の防御”とはまさにこのことですね(笑)
そこには、トムソーヤの物語から学べる“人の動かし方”も紹介されており、本当に興味深い内容でした。
(全文を引用するとすごいことになってしまうので、是非書籍で読んでみて欲しいです!)
【体験談】S田はこうしている!!
ストレスが溜まって爆発しそうになる時、というのはもちろん僕にもあります。
(原因は主に理不尽な先輩に対してですが・・・)
みなさんもそのような場面に出会うことはありますか???
そのような時に、ストレスをどのようにしてコントロールするかがポイントになってきます。いわゆる“ストレスコーピング”ってやつです。
これまで数々のアンガーマネジメントの書籍を読んできた僕が仕事中でも爆発しそう時に真っ先に行っている方法は「ちょっとココアを飲むこと」です。
ちなみに夏場は濃い目のカルピスです(笑)
飲み物の内容はみなさんの好みにおまかせします(笑)
僕は本当にイライラしてしまった時、「ちょっと飲み物飲んできます!」といって給湯室に逃げ込み、数口でも良いから目を通してココアを飲みます。
その時には、「おっけい、ちゃんとここに来れた。」と自分で自分のイライラに対処していることをほめてあげます。
そしてゆっくりと深呼吸をしてから、仕事に戻っています。
ふざけているようですが、、「ちょっとココアを飲む」ことには精神医学的根拠があるのです。
- アンガーマネジメントでいう“タイムアウト”
- 弁証法的行動療法でいう“苦悩耐性スキル:味覚・嗅覚で自分を落ち着かせる”
- そこに避難できた自分を褒めることで“自己肯定感”を上げる
という激つよな意味があります。
それぞれの具体的な内容については他の記事で紹介しているので、是非うちのサイトの色んな記事を読んでみてください(笑)
さすがに何分もダラダラしていては怒られますが、本当に余裕がないときには、「少し水分摂ってきます!」ということも必要なのです。
くれぐれも「ちょっとココア飲んできます!!」とは言わないようにしてくださいね(笑)
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
ストレスとの向き合い方は人それぞれですが、コツを知っているとラクになるものです。
人の対処方法を自分に試しつつ、自分に合うアレンジを加えて実践していくとオーダーメイド感があって良いですよね。
今回の記事でこの書籍が気になった方は是非実際に読んでみてください!

また、他にも書籍レビューのコーナーでは多くの書籍について内容を解釈しつつS田なりの意見も交えて紹介しています。
是非他の記事もご覧ください!
それではまた!
【参考文献】

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