医療現場で働く人たちは、普段から手洗いと手指消毒を行う機会が多くあります。
ここ数年では新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、より頻度が高くなりました。
手荒れや手のかさつき等の症状で悩んでいる方も多くいると思いますが、自分の症状に合ったハンドクリームを選ぶことで、症状の改善や予防に繋がります。
そこで今回は、ハンドクリームの選び方、おすすめの商品5選をご紹介していきます。
ハンドクリームの選び方
ハンドクリームといっても、たくさんの種類があります。
ここでは、”医療現場にあったハンドクリーム”ということも踏まえてお伝えしていきます。
成分
医療現場では手洗いと手指消毒を頻繁に行うので、手荒れやかさつき等の症状が生じます。その対策として、保湿成分配合のハンドクリームを選ぶことをおすすめします。
保湿効果のあるハンドクリームの成分としては、ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどがあります。
後に紹介しますが、以下の成分は特におすすめです。
スクワランは、ヒトの皮脂膜を作るのに欠かせない成分です。 皮脂に含まれ、お肌のうるおいを守る保湿効果をはじめ、お肌をやわらかく保つエモリエント効果、バリア機能を高める働きなど、お肌をすこやかに保つために大切な役割をしています。
ホホバオイルは、ビタミン、アミノ酸、ミネラル等、豊富な栄養素が含まれています。栄養補給、皮脂のコントロール、保湿、雑菌の繁殖を抑えるなど様々な効果があります。
シアバターは、水分の蒸発を防ぎ保湿するエモリエント作用が含まれています。水分量を体内に留められるため、乾燥肌への対策として非常に有効です。
潤い不足の状態を放置し続けると重症化する場合もあります。
保湿効果が十分で、自分の体にあったものを選びましょう。
香り
フローラル系、シトラス系、ハーブ系等さまざまな種類があります。
香りつきのハンドクリームを使用することで、ハンドケアをしながらリラックス効果が得られるのでおすすめです。
香りが苦手な方や、仕事上香りの強いものが使えない方には、無香料タイプの商品もあります。
コストパフォーマンス
毎日たくさん手を洗って塗り直すので、コストパフォーマンスは大事です。
スーパーやドラッグストア等で購入しやすいものを選ぶといいでしょう。
利便性
一般的にはチューブタイプが主流ですが、中にはボトルや缶タイプのものもあります。
忙しい時にも開閉が簡単で持ち運べるものとしては、チューブタイプがいいですね。
おすすめの商品5選
コストパフォーマンスの良いものから個人的にリピートしたものをご紹介していきます。
ニベア(チューブタイプ)
肌にうるおいを与えるスクワラン、ホホバオイルを配合しています。
また、チューブタイプから缶タイプまであるので、職場と自宅用で使い分けられます。
コエンリッチQ10
保湿成分はもちろん、水からガードする「撥水機能」も備わっているので、手洗い必須な医療従事者にとってはとても優れものです。
また、さらっと浸透、超しっとり、美白効果、美容液カプセルインと様々な種類があります。
デザインもシンプルなものから人気キャラクターとコラボしているものもあるので、自分に合ったものが選べます。
ユースキンA
ひび、あかぎれ、しもやけに良く効くユースキンA。ユースキンAには炎症をしずめる成分とうるおい成分が入っているので、塗ったあとすぐに肌がうるおい、長時間保湿効果が持続します。
また、赤ちゃんにも使える安全でお肌に優しいハンドクリームです。
フェルナンダフレグランス
シアバター配合で保湿力が高く、乾燥しがちな指先までみずみずしく保湿してくれます。フレグランスやボディケアとして他にも展開されており、香りの種類も豊富です。全体的に匂いは強く残りやすいです。私は、上品なフローラル系の香りがする“マリアリゲル”が大好きで何度もリピートしています。
Aesop
Aesopは、パッケージデザインがシンプルでおしゃれで、20〜40代と幅広い年代の女性に人気です。ほんのり香り、使用感もベタつかないところも人気の理由です。ハンドウォッシュも取り扱っているので、プレゼントにも喜ばれます。
まとめ
日頃から頑張り続ける手なので、日々のハンドケア&症状に合わせたハンドクリームを選ぶのがポイントになります。
ぜひ参考にしていただき、自分に合うアイテムを見つけてみてくださいね。
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