両足でピッチを駆ける!車イスサッカーのイベント報告!

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ニュースS田の日常

こんにちは、S田です。

今回は、タイトルにもあるような、車イスサッカーのイベントにお手伝いとして参加してきたので、そのイベントの報告をしていきます。

「両足で駆け回る車イスサッカー」とは何でしょうか?

僕にとって多くの可能性を感じるイベントだったので、是非最後まで読んでくださいね!

車イス×サッカーのイベント??

2/7に川崎で開催されたのは、車椅子サッカーチームでサッカーをするイベントでした。

ゲストには川崎フロンターレの小林選手も来ていて取材陣も含めて多くの方で賑わっていたイベントでした。

車椅子サッカーと聞くと専用の車椅子でコートの中を走り、ボールをゴールに運ぶサッカーのイメージがありますね。

でも今回参加したイベントではなんと両足でピッチを踏みしめていました。

どうしてそれが出来るかというと・・・

eスポーツだからです。

eスポーツ(eSPORTS)は、ゲームをスポーツとして捉えることで生まれた概念で、今回のイベントで行われたのは、サッカーゲームです。

しかし、一般的に想像する“ゲーム”とは大きく違ったところがたくさんありました。

人によっては、片麻痺があるため片手しか使えなかったり、人によっては手が使えないから専用のコントローラーを使って足でゲームを操作したりと、それぞれのハンディキャップに合わせた工夫によってゲームをプレイする必要があります。

車イスで歩くことが上手く出来ないからこそ、サッカーに込める想いや、チームとして活動している団結力を感じました。

なにより、車イスのみなさんが、失ってしまった「歩く、走る、蹴る」を画面の中では現実さながらにリアルに体験していたのです。

僕もお手伝いしてきました!

僕は医療スタッフとして参加させていただき、皆さんの体調管理をサポートしました。

二次救命救急の資格を持っているとはいえ、万が一に備えてかなり緊張感をもって参加させていただきました。

そして、なんとイベントの前日まで入院していて、退院ほやほやの”あーりんさん”と一緒に選手入場もお手伝い!

僕は出場しないのに、選手みんなの緊張感が伝わり、会場の空気に飲まれて、めっちゃ緊張してしまいました・・・

体調面で懸念はありましたが、いざ試合が始まると前日まで入院していたとは思えないほど攻守ともにとてもキレのある動きをして大活躍をしていました!

本当に感動の時間でした。

まとめ

今回僕はこのイベントに参加してとても多くのことを学ばせていただきました。

障がいを乗り越えて居場所を見つけ、自分の描いた夢を、画面を通して叶える姿を、目の前で体感しました。

選手みんなの真剣な表情や、楽しそうな笑顔、緊張や達成感を同じ空気で過ごすことが出来て、とても幸せです。

このサイトは看護師向けという体裁ですが、看護の多様性も含めて、今後もこのようなイベントについて取り上げていきたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

それではまた!

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看護師S田さん

エビデンス中毒、いわゆる「エビ厨」を自称する京大出身の生意気な看護師。
「根拠に基づく看護(EBN)」の普及のためにNur-switchを設立し、論文レビュー記事から雑記ブログまで幅広く執筆。
臨床に立ちながら精力的に記事を更新中!

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