【炎上級】超グレーな濃厚接触の実態が明らかに! 言い出しにくい濃厚接触3選

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こんにちは、現役精神科看護師のS田です。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、濃厚接触になった人は自分がどのような対応をしてどう過ごせばいいのか、それぞれの正直な自己申告と判断に委ねられることが多く、結構困ってしまいますよね。

今回は、現在僕の周りを渦巻いている“超グレーな濃厚接触事情”について紹介しつつ、僕の体験と見解を述べた上で、心身をリセットすべく激辛薬膳ラーメンを食べていきたいと思います(笑)

濃厚接触って?定義のおさらい

“濃厚接触”という言葉はこの新型コロナウイルスの蔓延によって世間に普及した言葉の一つです。最初だけ少し堅苦しくなってしまいますが、定義について確認しておきたいと思います。

厚生労働省のホームページによると濃厚接触の定義は

濃厚接触者とは、陽性となった人と一定の期間に接触があった人をいいます。

ここでいう一定の期間は、症状のある人では症状出現から2日前、症状のない人では検体採取時から2日前の期間です。

この期間に、以下の条件に当てはまる人を濃厚接触者といいます。

□陽性者と同居している人

□陽性者と長時間接触した人(車内、航空機内などを含む。機内は国際線では陽性者の前後2列以内の列に搭乗していた人、国内線では周囲2m以内に搭乗していた人が原則)

□適切な感染防護なしに患者(確定例)を診察、看護もしくは介護していた人

□陽性者の気道分泌液や体液などの汚染物質に直接触れた可能性が高い人

□マスクなしで陽性者と1m以内で15分以上接触があった人

ただし、これはあくまで原則であり、あらゆる状況を聞き取ったうえで保健所が総合的に判断します。

(引用:厚生労働省HP 新型コロナウイルス最前線 第11回)

5つの項目の全てに共通しているのが、感染した人と接触した人が濃厚接触の対象になることです。

「じゃあ、濃厚接触の濃厚接触はどうなるの?」

というのが今回のテーマになります。

ちなみに7/22に公開された最新の情報では、

・特定された濃厚接触者の待機期間は、当該感染者の発症日(当該感染者が無 症状(無症状病原体保有者)の場合は検体採取日)又は当該感染者の発症等 により住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、5日 間(6日目解除)とする(※1)が、2日目及び3日目の抗原定性検査キッ トを用いた検査(※2)で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか 否かに関わらず、3日目から解除を可能とする。また、この場合における解 除の判断を個別に保健所に確認することは要しない。

引用:B.1.1.529 系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の 発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について P3

このような基準から、規制緩和が図られていることが伺えます。

実際にある“超グレーな濃厚接触”って?

僕が身の回りで体験している“超グレーな濃厚接触”について紹介します。

点線が濃厚接触、色のマスが日付を示しているとします。

このように、濃厚接触の人と濃厚接触をしてしまったとしても、待機期間や無症状期間などの理由でその人の陽性が確定していない場合、自分自身は定義上「濃厚接触にならない」ことがあります。

職場に報告して休みを取ったりする対応など、上司の判断を仰ぐにしてもこうなると少し判断は難しいような気がしてしまいます。

もちろん職種や職場によって対応は異なるかと思いますが、かなりグレーな場合でも“濃厚接触”を名乗れないケースがこうして生まれるのです。

でも、当事者の身になると自分も感染しているのではなかという不安を持ち、周囲への申し訳なさを抱えながら仕事に行かなければならないケースも発生してしまいます。

このような場面の対応に悩む方は少なくないのではないでしょうか。

また、自分自身に確信のある濃厚接触に関しても次のような場合はなかなか自己申告がしづらいケースもあります。

言い出しにくい濃厚接触3選

“超グレーな濃厚接触”による不確定な要素以外にも、臨床現場で多くの患者さんと接していると、なかなか言い出しにくい濃厚接触があるという話を聞きます。

患者さんからも「今だから言うけど」という勝手に謎の時効を終えた後の申告される濃厚接触があるので身近な例として3つ紹介したいと思います。

1.内緒での会食や旅行

身近で一番聞くのがこのケースです。

実は飲みに行っていました!なんて言えば職場の人からヒンシュクを買う可能性が高いと感じているからでしょうか。

感染拡大のリスクが高いのも会食や旅行であるとメディアでは報じられています。

「感染対策よりも精神の安定を!」という主張を持つ方も中にはいます(笑)

僕自身は様々な立場上、会食の機会もあるため、正直に上司に申告しています(笑)

2.濃厚接触の発覚が待機期間の終盤であったとき

先ほど紹介した“超グレーな濃厚接触”のように、陽性の人と接した濃厚接触の人が陽性の判定を得た時点で、自分の濃厚接触期間が5日程度経過しているケースも珍しくありません。

現在の検査の状況からしても、抗原検査は当日、PCRは当日あるいは翌日に判定が出ることから、陽性症状の自覚から検査実施後の陽性確定までタイムラグが発生するものです。

「濃厚接触だったけど、熱や喉の痛みもないし、もう1週間経つからもういいや!!」

という各個人の判断が自己申告にブレーキをかけてしまいます。

心当たりがある方もいるのではないでしょうか・・・

3.人には言えない“ヒミツの関係”

最後は衝撃のヒミツの関係についてです。

「マッチングアプリで出会った人から陽性の報告が来た」

「他の人に言えない愛人が陽性になった」

などの、経路を表沙汰に出来ないような濃厚接触は闇に葬られ続けているらしいです。

“信じるか信じないかは、あなた次第です”

と言いたくなるレベルの都市伝説級の内容です。

EBNとして根拠に基づいた看護を提案しているこのサイトでも言いたいくらい、このような内容は研究としてエビデンスが作られないのですよぉぉぉ!!!と感じます。

とはいえ、みなさんは心当たりがあれば是非正直に申告することをオススメします。

まとめ

濃厚接触については、陽性の人との接触から数えることが逆にネックになってしまい、自分の立場の判断が難しくなってしまうこともあります。

そのような場合でも、濃厚接触が確定したら正直に申告することと、心当たりがあればPCR検査を積極的に活用することをオススメします!

自分の身は自分で守り、知人の身も自ら守っていく意識が大切です!

(おまけ)超グレーな濃厚接触中のS田が蒙古タンメン風激辛ラーメンでリフレッシュ

さて、ここからはいつものスイッチオフという感じの雑記です。

自分が濃厚接触の濃厚接触なのではないかと思うと、どこまで自粛して過ごせば良いのかがわからなくなるものです。

考えすぎて煮詰まってしまうのも嫌なので、激辛ラーメンでも作って汗だくになりたいと思った今日この頃です。

そこで今回は僕が先日Youtubeで拝見した「おっくんの宅飲みグルメ」というチャンネルで紹介されていた蒙古タンメン再現レシピを出来る限り意識して作ってみました(笑)

用意したもの

  • 中華麺:生麺2玉
  • 赤唐辛子:1袋
  • 一味唐辛子:1/2瓶
  • おろしにんにく:チューブで3cm
  • 牛脂:2かけら
  • もやし:1/2袋
  • 青ネギ:適量
  • 鳥そぼろと鳥肉のダシ:家にあるもの
  • コチュジャン、味の素:適量

参考動画:おっくんの宅飲みグルメ

調理の手順は、

  1. 鍋に牛脂を溶かし、鳥肉のダシや各種調味料をどんどん入れていきます。
  2. 赤唐辛子は覚悟を決めて勢いよく1袋投下します(重要)
  3. 麺ともやしを茹でて、具材も雰囲気で盛り付けていきます。
  4. これでもかと言わんばかりの追い一味唐辛子を上からかけていきます。

そうして完成したのがこちら

蒙古タンメンに行ったことはありませんが、唇がヒリヒリで感覚がなくなるほど辛かったです!!!

でも、牛脂や鶏ダシからの旨味がかなり強く、辛旨いと思いながら完食することができました!

激辛好きだけどお店には行けない方が自宅で蒙古タンメンを再現するにはぴったりのレシピでした!値段も約500円ほどで作れたのでカップラーメン以上お店未満のお手頃価格です。

ちなみにこれを食べながら、激辛料理や薬膳料理と言われるものについて明確な根拠がどの程度あるのか調べてみました。

今日も僕の知的好奇心は無限大に広がっています。

(気になる方は調べてみてください(笑))

少なくとも、この記事を書きながら既に胃がキリキリするくらい辛さが身体に響いているのは確かです。

みなさんもお身体には気をつけてくださいね!

それではまた!

【参考文献】

厚生労働省HP 新型コロナウイルス最前線 第11回 陽性結果が出たときに知っておきたいこと

(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202109_00005.html)(最終閲覧:2022.07.29)

『B.1.1.529 系統(オミクロン株)が主流である間の当該株の特徴を踏まえた感染者の 発生場所毎の濃厚接触者の特定及び行動制限並びに積極的疫学調査の実施について』厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部

おっくんの宅飲みグルメ (https://youtu.be/H53_ixjUCXg)

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看護師S田さん

エビデンス中毒、いわゆる「エビ厨」を自称する京大出身の生意気な看護師。
「根拠に基づく看護(EBN)」の普及のためにNur-switchを設立し、論文レビュー記事から雑記ブログまで幅広く執筆。
臨床に立ちながら精力的に記事を更新中!

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